講師プロフィール ○ペリクリ・ピーテ ティラーナ高校の音楽科でチェロ、作曲を専攻、最高得点を得て修了。ティラーナ芸術アカデミーのコンクールで優勝。ペーザロのロッシーニ音楽院でクラウディオ・カザデーイのもと研鑽を積み、最高得点と賞賛を得て修了。パルマのアルゴ・ボーイト音楽院にてロベルト・ジーニのもとヴィオラ・ダ・ガンバを学び、最高得点、賞賛を得て修了。数々のマスタークラスに参加し、研鑽を積む。1997年と1999年にペーザロのロッシーニ財団、ヴェネツィアのジョルジョ・チーニ財団より奨学金を得る。ピアノ奏者、作曲家パオロ・マルツォッキと共にミカエル・コサコウスキー、ローランド・メイ、シルヴァーナ・ザンコロ監督の映画作品「Fortynine」に音楽担当として参加。ファビオ・ビオンディ率いるエウローパ・ガランテの一員として世界各地での演奏会、録音に参加。また、ルーカ・スカンダリ、アレッサンドロ・チッコリーニ、グローリア・バンディテッリ、ヴァレンティーナ・コルテーゼと共演。ベルフォルト音楽祭 (フランス)、スタフォフスケン劇場(プラハ)、ペルージャ大学(ウルビーノ)、ブドゥヴァ音楽祭(モンテネグロ)バロックの魔法国際音楽祭、コンセルトゲボー(アムステルダム)、グランドホール(リスボン)、バービカン・センター(ロンドン)等、多数の重要な国際音楽祭、 重要な劇場、コンサートホールでの演奏に参加。CD録音は、クラヴィス、ブリリアント、ボンジョヴァンニその他より多数。またルネサンススタイル、バロックスタイル、クラッシックスタイルの弓の制作者としても定評がある。バロック、ルネサンス音楽を中心に活動を行うアウラータ・フォンテアンサンブルの創始者。マルキジャーナ古楽音楽アカデミーでバロックチェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバの教鞭をとる。ブレシア音楽院バロックチェロ講師、チェゼーナ音楽院ヴィオラダガンバ講師、フェッラーラ音楽院ヴィオラダガンバ教授。     ○神谷美穂 東京芸術大学声楽科卒業、同音楽研究科修士課程バロック声楽科修了。イタリア国立ボローニャ音楽院にてグローリア・バンディテッリ氏のもとルネサンス、バロック音楽を学び、満場一致の最高得点、栄誉賞付で修了。 二期会オペラストゥーディオ第44期マスタークラス終了。修了時に優秀賞受賞。‘92年、第2回クラッシック協会コンクール第2位。’01年、東京文化会館新進音楽家デビューコンサート合格。’02年,二期会ニューウエーブオペラ劇場、鈴木雅明氏指揮「ポッペアの戴冠」のオッターヴィア役でオペラデビュー。そのほかにも サロンコンサート、 オペレッタ、創作オペラ等に出演。現在イタリアにて、フェッラーラ・エステ家宮廷音楽研究の第一人者、エリオ・ドゥランテ、アンナ・マルテッロッティ両氏のもと結成されたルネサンス・アンサンブル「Concerto segreto」、バロック音楽を中心にコンサートを展開する「Armonia delle sfere」、19世紀の音楽を中心に音楽劇、コンサートに取り組む「Le Concordanze」、バロック・ハープとのドゥオ「Produzioni Armoiche」の一員としてCD録音への参加、イタリア各地で幅広いコンサート活動をする。また、フェッラーラ劇場、フェッラーラ大学、音楽院G. Frescobaldiの企画するワークショップに歌手として、劇場における「声」 につての指導者として参加 。この企画は、野村文化財団より助成を受けた。 録音CDには「ラウラ・ペペラーラへのマドリガーレ」(タクトゥス)、2019年には自身の研究から生まれた企画、アントニア・ベンボの曲集「プロドゥツィオーネ・アルモニケ」(タクトゥス)の世界初全曲録音がある。同レーベルのボノンチーニのカンタータ集「カンタータとソナタ、G・ボノンチーニ」は音楽雑誌「MUSICA」より5つ星を受賞。今後フレスコ・バルディの「アリア・ムジカーリ一巻、二巻全曲録音」他が出版予定。フェッラーラのカルドゥッチ高校で声楽を指導。ボローニャ音楽院講師。フェッラーラにてフェニーチェ・エステンセ文化協会会⻑としてルネサンス、バロック音楽の研究、演奏活動を推進。